その判断が正しいかどうかはさておき、私たちは、ほんの0.1秒表情を見ただけでその人の感情を判断する。
そして現在、人間の情緒的表現の処理に関する研究によると、ポジティブな表情とネガティブな表情の知覚の皮質非対象性のパターンが明らかにした。
Brain Detects Happiness More Quickly Than Sadness
研究者たちは、80人の学生を対象に「分割視覚野(divided visual field)」テクニックを用いて、表情認知における皮質の半球差を分析した。
学術雑誌Lateralityの最新号に掲載されるこの研究は、情動処理に関しては右半球が優れていること、しかし、この優位性は悲しい顔や恐怖に満ちた顔よりも幸福な顔や、驚いた顔を処理するときに顕著になることを明らかにした。
共同研究者の1人Aznar-Casanovaは以下のように言う。
「ポジティブな表情、すなわち接近を表す表情は、ネガティブ、すなわち撤退を表す表情よりもすばやくそして正確に知覚される。だから、幸福や驚きは、悲しみや恐怖よりも早く処理されるのだ」。
2009年06月29日
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