2011年01月17日

行動を変える際の10の間違ったやり方




行動を変える際のよくある間違いについてスタンフォード大学Persuasive Tech Labがまとめていましたので、紹介します。


1.長期間の変化を、”やる気”で行おうとする
いわゆる”仕組み”でなく、”やる気”に頼るということですよね。明日の朝、はやく起きることすら危うい私には、長期間にわたって”やる気”をキープするのは難しそうです。

2.小さな一歩でなく、大きなジャンプをしようとする
突然大きく変えることはやはり失敗の可能性が高いです。小さな成功を積み重ねて、やがて大きな変化になるように、一歩づつ行動を変えていきましょう。

3,行動に与える環境の影響力を無視する
職場、家庭、友人などが行動に影響を与えています。これらの環境を無視して、行動を変化させようとすると失敗します。行動を変えるために、環境を整えることも考えてみましょう。

4.新しいことを始めるのでなく、古いことをやめようとする
これまでの習慣を”止める”ことは難しいです。”新しく”何かを始めることに集中しましょう。

5.失敗をモチベーション不足のせいにする
”やる気”やモチベーションでなく、”仕組み”や環境などで行動を変化させやすくしましょう。

6.”きっかけ”の力を過小評価する
どんな行動も”きっかけ”がないと起こりません。酒を飲むとタバコを吸ってしまう人はそもそも飲み会に行かないことで禁煙をするなど、”きっかけ”を変化させることで、行動を変化させるようにしましょう。

7.”知ること”が行動を変化させると信じる
人間はそれほど理性的ではありません。早起きした方がいいという理由を書いた論文を100回読んだところで、行動は変わりません。”知ること”よりも”実践の仕方”を工夫することに集中しましょう。

8.具体的な行動よりも、抽象的なゴールを重視する
”痩せる”ことよりも、”今日は15分運動する”といった具体的な行動に集中しましょう。

9.短期間の変化でなく、ずっと行動を変化させようとする
行動を”ずっと”変化させるよりも、”ある一定期間だけ”変換させる方がより良い戦略です。それを積み重ねた結果、最終的に”ずっと”になるのがベストですが。まずは短い”一定期間だけ”やってみるということが大事でしょう。

10.行動を変えるのは難しいことと、決めてかかる
正しい方法でやれば行動を変えるのは難しくありません。



知人の会社で”三日坊主プロジェクト”というのをやっていました。”三日坊主”になっていいので、まず”三日やってみる”という位の気持ちでそれほど”やる気”のいらない方法で行動を変えていくのがいいと思います。
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