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子供が見ているので、毎日どころかビデオにとって1日何回も”いないいないばぁ”という番組を見ています。見ていると、どんどん登場人物(ワンワン)の魅力に引き込まれてきます。ちなみにワンワンを演じているのは声も演技も”チョー”さんという方です。”ひだまりスケッチ”の校長の方ですよね^^;;
さて、この繰り返し接しているうちにどんどん好感度が上がっていくというのは心理学では単純接触効果として知られています。これはロバート・ザイアンスが1968年に発表したもので、ビジネス畑ではカッコつけてかザイアンス効果なんて言うこともあります。「広告は7回顧客に見せないといけない」と言ったりもしますが、これも単純接触効果が背景にあります。
単純接触効果は、商品選択においては有力なものであることは知られていますが、商品のカテゴリによって効果が違うということが、こちらの論文で示されています。この論文では、花のような情緒的な商品よりも実用品の方が、単純接触効果が働くのではないかと書いています。
ちなみに、Googleスカラーで”単純接触効果”というキーワードで検索してみると、トップにはこんな素敵な論文がっ (^^;;
”アニメ聖地巡礼の生起要因についての一考察 : 認知心理学的観点から”
なんか素敵なドキュン論文です(^^;; なぜ、”単純接触効果”で検索するとこれがイチバンなんでしょうか (^^;;
たしかに”らき☆すた”や”苺ましまろ”のオープニングの街並みなんかは、かなり好感度が高いとも言えます。単純接触効果では最大提示回数を10〜30回程度で設定しているものが多いし、通常のアニメは1クール13話(場合によっては12話)で示されますので、アニメにおいて単純接触効果を検討する必要があるでしょうが。
いや、やっぱりそんな検討いらんし!!
完全に著者の趣味の論文ですね(^^;