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オランダのエラスムス大学のDavid De CremerとロンドンビジネススクールのMadan M. Pillutlaが、「謝罪にはどのくらいの価値があるのか?」という研究をしました。
この研究からは、2つのことが明らかになりました。
1つめは、謝罪をした側が「この謝罪はこの位の価値を持つだろう」という想像は、実際に謝罪された側が感じる価値よりも大きいということです。つまり、謝罪する側は、実際に謝罪をして終わったと思っていたとしても、謝罪された側はまだ納得していないということです。
2つめは、謝罪については、実際に相手から謝罪をされた場合と、「謝罪されたと想像してください」と言われて想像した場合と、同じくらいの効果になることが分かりました。意外な結果ですが、このことがどのように使えるかは分かりません。。。あ、飲み会の席でのトリビアとしてはいいかもしれませんね。
このようなバイアスがあることを知って、謝るときにはちょっと余分に謝っておきましょう。
元の記事はこちら。
(文: SY)
Association for Psychological Science (2011, January 23). Apologies aren't as good as people imagine they'll be. ScienceDaily. Retrieved March 3, 2011, from http://www.sciencedaily.com/releases/2011/01/110118154735.htm