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デューク大学のMichael Cheeらが睡眠不足とリスク行動についての関係を研究しました。研究結果によると、睡眠不足だとよりリスキーな行動をするということです。
研究では29人の健康な大人(平均22歳)が、きちんと睡眠をとって8時に意思決定を行うのと、寝不足で6時に意思決定を行ったのを比較しました。fMRIの結果と意思決定の結果から、睡眠不足の場合は、より楽観的に考え、失敗する可能性がより低い、と感じることが分かりました。
つまり、寝不足では、よりリスキーになる(リスクを過小に見積もる)傾向があるということですね。
私の直感では、体調が悪いときはリスクを犯さない方がいいことが多いので逆の結果かなと思っていたので、意外な結果でした。このようなバイアスがあることを知って行動するといいのですが、さすがに寝不足の時はこんなことまで気づかないですよね...
(文: SY)
元の記事は、こちらです。
(3/22追記)
GIGAZINEさんにも同内容の記事が載っています。さすがにうまく紹介してます。
睡眠不足だと状況を楽観しすぎてリスキーな決断をすることがある