
画像はFlickrのVincent Teeuwenさんの画像から。
ブランドの服にはどれほどの価値があるのでしょうか?研究によると、ブランドのロゴが物を言うようです。
オランダのティルバーグ大学のRob Nelissenと Marijn Meijersの研究によると、ラコステとトミー・ヒルフィガーのブランドのロゴつきの服、無名なブランドのロゴつきの服、ロゴのない服を着た人の写真を見せると、ステータスの評価が5段階評価でラコステの服3.5、ヒルフィガーの服3.47、無名ブランド2.84、ロゴなし2.91、お金を持っていると思うかという評価がラコステ3.4、ヒルフィガー3.94、無名ブランド2.8、ロゴなし2.78でした。
また、女性のアシスタントがショッピングモールでアンケートをしたところ、デザイナーのロゴつきのセーターをつけていると52%が立ち止まったのに対して、つけていないと13%にとどまりました。 また同様に募金活動をしている時もロゴつきの服を着ていると平均の募金額が19ユーロセントから34ユーロセントに増えました。
Neilissenらの実験は他にもいくつかありますが、全てでブランドのロゴに”価値がある”ことを示しています。上記のようにただブランドのロゴがあるだけで、その人自体の評価を高めてしまうようです。ただし、これらは初対面の人に対しての実験になっていますので、知人に対してブランドロゴが効果を持つかは不明です。
個人的にはあまりロゴのついた服というのはあまり好きではなかったのですが、これからはロゴのついた服を着ていきます。特に初めて行く場所には。
(文: SY)