2011年04月29日

ビールは缶の色も大事

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(c) miurakaigan写真素材 PIXTA


ビールの缶の色が消費者行動に影響を与えます。ミズーリ大学のChris LoerschとBruce Bartholowの研究から、ビールの缶の色が自分と関係した大学のスクールカラーと同じだと、ビールがより”安全”と感じられることが分かりました。


阪神ファンにはトラ縞の缶、中日ファンには青い缶でビールを出すと、ビールをよりたくさん飲んでくれそうです。この研究はビールについての研究ですが、自分たちが属しているコミュニティの色にパッケージを合わせると商品をより親密に、より安全に感じるということが言えそうです。

このことから、企業の試飲キャンペーンなどで近くの大学のスクールカラーなどの紙コップを渡すといったことが考えられますね。


この記事はミズーリ大学のChris LoerschとBruce Bartholowの"The color of safety: Ingroup-associated colors make beer safer"を参考にしました。

(文: SY)
posted by さいころ at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費者行動
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