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ビールの缶の色が消費者行動に影響を与えます。ミズーリ大学のChris LoerschとBruce Bartholowの研究から、ビールの缶の色が自分と関係した大学のスクールカラーと同じだと、ビールがより”安全”と感じられることが分かりました。
阪神ファンにはトラ縞の缶、中日ファンには青い缶でビールを出すと、ビールをよりたくさん飲んでくれそうです。この研究はビールについての研究ですが、自分たちが属しているコミュニティの色にパッケージを合わせると商品をより親密に、より安全に感じるということが言えそうです。
このことから、企業の試飲キャンペーンなどで近くの大学のスクールカラーなどの紙コップを渡すといったことが考えられますね。
この記事はミズーリ大学のChris LoerschとBruce Bartholowの"The color of safety: Ingroup-associated colors make beer safer"を参考にしました。
(文: SY)