2011年05月31日
瞳の周りが印象を変える
(c) Graph-S|写真素材 PIXTA
瞳の外側の境界線をlimbal ringと呼ぶそうです。日本ではなんと呼ぶのか分かりませんが…いわる黒目と白目の境界線ことです。このlimbal ringが大きいと魅力が増すという研究をカリフォルニア大学アーバイン校のDarren Peshekらが研究をしました。
この研究は、無表情か少しだけ微笑んでいる男女10人づつの写真を用意して、黒目と白目の境界線をPhotoshopで修正しておきます。
(右の画像は修正したもの)
そして、被験者はディスプレイに一瞬表示される様々な写真をみてどちらが魅力的かを判断します。その結果、やはりlimbal ringが大きい方が魅力的という結果になりました。
魅力的に見える理由としては、limbal ringは病気などによって細くなったり、消えることがあり、また年齢が上がると細くなっていくといったことが考えられます。
コンタクトレンズの一種で黒目の外側が黒くなっていて眼を大きく見えるものがありますが、やはり効果があるということが分かったということですね。あれ?最初から分かってたことですか..!?
こちらの記事を参考に書きました。
元論文はこちら
本文中の画像は以下の論文によります。
Preliminary Evidence that the Limbal Ring Influences Facial Attractiveness, Peshek他,Evolutionary Psychology,2011. 9(2): P. 137-146
(文: SY)
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