2011年06月20日

自己啓発本の心理学

昨日書いた"アファメーションで気分が低下...人によっては若干向上"という記事では、自己啓発本などでよく言われているアファメーションは、自尊心が高くないと、逆効果ということを書きました。

つまり以下の表のような関係があるわけです

自分探しの考察.001.jpg


つまり、もし今自尊心が低いならば、最初に行うべきはアファメーションでなく、自尊心を高めようとすることなわけです。

自分探しの考察.002.jpg


それでは、どうすれば自尊心を上げられるのでしょうか?これは難しい問題ですが、仕事においての成果・昇進などの仕事面での自尊心の向上と、友人・恋愛・趣味などのプライベートでの自尊心の向上が考えられそうです。

自分探しの考察.003.jpg


そして、仕事でもプライベートでも、自尊心というのは、個人的な問題だけでなく所属するコミュニティや組織の成功などでも得ることが出来ます。例えば、趣味で参加しているサークルが全国大会に出場したり、マスコミに取り上げられたりした場合に、所属意識が高い場合には自尊心が向上します。

自分探しの考察.004.jpg


ちなみに、自己啓発本などを読みすぎることで、仕事への不満が高まっていき、自己違和感(今の自分と”本当の自分”とのギャップ)が増大してしまうと、自尊心は低下すると考えられます。

自分探しの考察.005.jpg


自己啓発本では、アファメーションやセルフブランディングといったことが主張されたりしますが、アファメーションをするためには、仕事やプライベートを充実させてから行うべきで、不満をためてから行うべきではありません。

そして、セルフブランディングといったキーワードで自分の方向性を決める時も、それぞれを充実させていくような方向でポジショニングをしていくのがいいのではないでしょうか。


今日はあんまり心理学じゃないですね...


(文: SY)

関連記事:
"アファメーションで気分が低下...人によっては若干向上"
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