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目標を達成するためには、可視化(ヴィジュアライゼーション)するといいということが言われています。実際に、目標を達成するためにはゴールを具体的にイメージすることが大事ということがよく言われています。
成功者になる自分をイメージするために、ベンツやスポーツカーの前で自分の写真をとって手帳に貼り付けたりといったことは私には滑稽に思えますが、それでもこのようなゴールの可視化をすることで目標に近づくなどといったことが自己啓発本などで書かれたりもしています。
実際に、ゴールを可視化することには意味があるのでしょうか?やはり、これはあるようです。ただし、これはゴール自体を具体的にイメージして可視化するというよりも、その過程も含めて具体的にイメージして可視化することが役に立ちます。
単に大きな家とベンツという成功の中に自分がいるのを可視化するのでなく、どんな仕事をして、社会に貢献して、ハードワークをして、そしてお金を稼いだかをできるだけ具体的にイメージして可視化するといったことが大事です。
このような可視化については以前”ポジティブな空想の罠”という記事にも書きました。根拠なくイメージするのは単なる空想で目標の達成にはむしろマイナスになります。やはり、目標達成のためにプロセスも含めて可視化することが大事と言えます。
こちらの目標達成の心理学にはこれまでの関連記事をまとめてあります。
(文: SY)