2011年08月25日
節約の秘訣は、小さな袋
(c) miri|ストック写真 PIXTA
食べ過ぎないためには、小さなパッケージの食品を買うと良いというのはよく言われています。ポテトチップスならば、1つの120gの袋よりも、3つの40gの袋に小分けされていた方があまり食べません。
この小さな袋には、1袋ごとに「食べ終わった」という感覚があることと、袋ごとに次を開けるかどうかの選択を迫られることの2つの効果があります。
このような小分けのテクニックはお金などでも使えます。ある実験では、50ドル分の国際通話のテレホンカードを1枚もらうか、10ドル分の国際通話のテレホンカードを5枚もらうかでそれぞれがどの位の期間かかって使われたかを調べました。
その結果、1枚で50ドルのカードは全部使うのに平均で5.7週間かかったのに対して、5枚の10ドルのカードは全部使うのに10週間以上かかりました。小分けすることで消費量を約半分に抑えることができたと言えます。これも小分けの効果と言えます。
賢い消費者としては小分けをしておくことが大事、賢い小売者としては大きな袋で売ることが大事ということですね。
この記事はBarking up the wrong treeの"A smart trick for increasing your self-control"を参考にしました。
(文: SY)
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