2011年08月26日
問題を話すことの男女差
(c) Ryo.WATANABE|ストックフォト PIXTA
男性と女性は問題を話すことについて違った見方をしているようです。ミズーリ大学のAmanda Roseが研究しました。といっても、この研究は子供と青年を対象としたものです。
この研究から明らかになったことは、男の子は問題について話をすることは時間の無駄と考えていて、女の子は問題について話すことに意味があると考えていることです。
また、男の子は問題について話をすると、その問題自身でなくさらに問題が起こると考えていて、相手に弱さを見せることとも感じているようです。一方、女の子は問題について話すことで相手に心配されていると感じたり、一人でないと感じることができます。ただし、問題について話すことには憂鬱になりやすく、メンタル的には悪い面があります。
ここから言えることの1つめは、子供と問題について話す時には、男の子に対してはまず問題について話しても危険がおよぶことがないことを分からせるのが第一ということです。一方、女の子に対してはどんな問題についても話すのでなく、簡単な問題は自分で解決に向かうべきであることを教える必要があります。
また、この研究は大人を対象としたものではありませんが、大人の男女のものの見方にも共通していると思います。男性は問題について話すよりもそれを避けたがりそして意味がないと感じて、女性は問題を話すことで共感を得ようとするのです。
この記事はミズーリ大学の"Males Believe Discussing Problems Is A Waste of Time, MU Study Shows"を参考に書きました。
(文: SY)
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