
(c) としろ|ストックフォト PIXTA
日本で流行っているか分かりませんが、海外ではオンラインデートのサイトが流行っているようです。イギリスではインターネットデートにサインアップしたことがある人が約600万人いると言われているそうです。イギリスの人口が6000万人なので、10人に1人です。これが真実かどうかはともかくとして、人気のあるサービスであるのは間違いないです。
このオンラインデートについてのイギリスのバース大学のJeff Gavinらの研究が夢の溢れるものなのでご紹介します。これはイギリスのデートサイトを使った18歳から65歳の主にオンラインでの関係を作っている229人への調査からなります。
この研究では、94%の人が有意義な関係をオンラインデートで築いていたことが明らかになりました。
この研究で明らかになったことをポイントとしてまとめると、
・94%の人が、”ネットパートナー”に2回以上会って、平均で7ヶ月続きました。また18%の人は1年以上続き、4%は2年以上続きました。
・男性は、明らかに女性よりも関係にコミットしており、より”ネットパートナー”に依存しています。
・実際に会う前にはメールよりも、よりチャットをするとよりカップルになります。また、より相手に依存したり、より相手を理解していると、よりカップルになります。
・会う前に贈り物を交換した人は、より深い関係になります。
・カップルは出会う前に、よりたくさん電話で話すと、より深い関係になります。
最近は、Webカメラがパソコンに標準で搭載されていますし、日本ではブロードバンドが発達しています。また、Skypeやそれに類するツールもいろいろ出ています。このことはオンラインデートには追い風ではないでしょうか?
また、これはオンラインデートについての研究ですが、贈り物を交わすとより深い関係になる、メールよりもチャットや電話というのはソーシャルネットワークを使って恋愛をしている(しそうな)人にも示唆を与えてくれるのではないでしょうか?
この記事は以下を参考に書きました。
University Of Bath. "Internet Dating Much More Successful Than Thought." ScienceDaily, 23 Feb. 2005. Web. 15 Sep. 2011.
(文: SY)