2012年01月10日

不幸なお話が、改善のポイント

虫眼鏡 ルーペ 棒グラフ  - 写真素材
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世の中ではポジティブになることが良いという風潮があります。取引先は当たり前ですが、会社や友人関係でも相手には良いことしか言ってはいけないという空気が支配しています。

それでは、ポジティブなことに集中することと、ネガティブなことに集中することはどちらがいいのでしょうか??ポジティブなことに集中するのは、自尊心をあげてストレスを低下するにはいいかもしれません。

しかし、物事をより良くするためには、ネガティブなことに集中しなければいけません。物事を改善するためには、どこが悪いのかに気づく必要があるためです。


オハイオ州立大学の India Johnsonの研究では、被験者が幸せなお話か不幸な話をまず読みます。その後に、大学の外部向けのレビューから大学の強みと弱みのレポートをどう読むか調べました。すると、幸せな話を読んだ被験者は大学の強みを読みたがり、不幸な話を読んだ被験者は大学の弱みを読みたがりました。

不幸なお話が、自分の組織のネガティブな部分に注目させて、組織のあらを探すことが出来るのです。会社などでは、無駄な仕組みやおかしな仕組みがたくさんあります。こういったものの弱みに集中することはとてもいいことじゃないでしょうか。


人は自分自身だけでなく自分の所属している組織についても、正しいものと思い込んでしまいがちです。改善のためには、少しでもその弱みに集中できるようにすることが大事だと思います。


この記事はAssociation for psychological scienceの"The First Step to Change: Focusing On the Negative"を参考に書きました。


(文: SY)


posted by さいころ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 発想法・問題解決
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