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今日のさいころニュースは心理学的な実験に基づかないものをご紹介します。MAD(Male Answer Disorder 男性解答障害)と名付けられた概念、つまり「それは知ってる」症候群についてです。
これはFREAKONOMICS(ヤバい経済学)として知られるブログの”Is Not Saying “I Don’t Know” a Guy Thing?”(「私は知らない」と言わないのは、男性のもの?)という記事で、この「それは知ってる」症候群について書いています。
男性には「私は知らない」と言わない傾向がある、もしくは本当に「私は知らない」と言わな人がいるんじゃないでしょうか?
私も多分にその傾向がありますが、皆さんの周りにも「あ、それは〜」と何でも知っている(風の)人がいるんじゃないでしょうか??
知識がある人が聞いているとツッコミどころ満載でも、大人の世界では「それは違うよ」などというのは無礼なことと思われているので、訂正をしないといったことがしばしばあります。
ソクラテスの言う”無知の知”というのはとても大事なことだと分かっていても、日常生活では思わず知ってるフリをしたくなって新しいことを知る機会を逃してしまいます。そもそも知らないことは知らないとキチンと答えられるようになりたいです。
(文: SY)
ヤバい経済学 [増補改訂版]
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