2012年02月08日

ダイエットには朝食たくさん、しかもデザート付き!!!

朝食はいっぱい.jpg

ダイエットでは、朝食をたくさん食べる/食べない、昼食や夕食をあまり食べないといったことがいろいろ言われています。

さいころニュースでも以前に”ダイエットのコツは昼食を減らす”という記事で、昼食は減らしてもそれほどお腹がすかないということを書きました。


今日は、朝食についての研究を紹介します。これはイスラエルのテルアビブ大学のDaniela Jakubowiczらによるものです。32週間の長期に渡る研究です。

ちなみに食事にはグレリンという食欲に関するホルモンを調整する働きがあります。朝食は、一番効果的にグレリンを調整できます。


この研究では、193人の肥満の大人が、2つのダイエットの方法に割り当てられました。両方共、1日、男性は1600kcal、女性は1400kcalの摂取に制限します。ちなみに、1つめの方法は朝食に300kcalの低炭水化物ダイエットで、もう1つは朝食に600kcal摂取する高タンパク、高炭水化物でいつもチョコなどのデザートがつくガッツリした朝食のダイエットです。

この実験では、開始後16週間でどちらのグループも一人あたり15kg減量しました。

その後、実験終了の32週間になると、低炭水化物ダイエットのグループは10kgの減量までリバウンドしていました。一方で、朝食をしっかり取っていたグループはさらに3kg減量して18kgまで減量しました。

朝食いっぱいダイエット.001.jpg

これはどういう意味でしょうか?

制限の強いダイエットは、続かない、ということを示唆しています。デザートや甘いものをずっと我慢しきれないならば、少しだけ朝食に取る。朝の豪華な食事で、一日の欲望を抑え込めるということです。

この実験では、低炭水化物ダイエットの被験者は食事に満足していませんでした。そのために何かのきっかけでダイエットのルールから抜けだしてしまうのです。一方で、朝食をしっかり食べていたグループは、デザートもついてくるため、その後、昼や夜にデザートを渇望するということが少なくなりました


ダイエットに関しては、一度制限をやぶるとどうにもでなれ、と過剰にカロリーを取ってしまう”どうにでもなれ効果(The What-The-Hell-Effect)”というのがあります。ダイエットでは守れないと「どうにでもなれ」となって過剰摂取をしてしまうので、朝食をある程度しっかり取ることが、長期的には有効なダイエットになるようです。しかも、ちょっとしたデザート付きです。

この記事は以下を参考に書きました。
American Friends of Tel Aviv University. "New diet: Top off breakfast with -- chocolate cake?." ScienceDaily, 7 Feb. 2012. Web. 8 Feb. 2012.

(文・絵: やまざきしんじ)
posted by さいころ at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費者行動
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