
外見が魅力的な人は、そうでない人よりも幸福度は高いわけではないそうです。たしかに、昔から魅力的な人は、ちやほやされるのにも慣れていて、それが普通になりそうです。
それでは、人生の途中で外見的な魅力がアップした人はどうでしょうか?
そう、整形手術をした人たちです。
平均してみると、整形手術を受けた人は、より幸福度があがって、精神的な問題(抑うつ傾向など)が減っていることが分かりました。これは、手術の後すぐだけでなく、何年も続くようです。特に有効なのは豊胸手術のようです。
もちろん整形手術はリスクが伴います。また、美容外科を儲けさせるのもシャクです^^;; さらに加えて豊胸手術は、個人的には一番嫌なものです。
ただ、整形手術の結果の幸福度の向上がしばらく続くというのが意外でした。もしかすると、手術の場合は「自分でかなりの対価を払って」行うために、「あれだけ払ったんだから、幸せにならないと?」とか「チヤホヤしてもらえるのは、*私の*実力」などというメカニズムが働いているからかもしれません。
この記事はBarking up the wrong treeの"Does plastic surgery increase or decrease happiness?"を参考に書きました。
(文・絵: やまざきしんじ)