2012年02月16日

利き手の心理学。その選択は”自由に”選んでる?

利き手側を選ぶ.jpg

あなたはどのくらい自分で物事を決定しているのでしょうか?

有名なベンジャミン・リベットの実験では、人が手を動かす時に「手を動かそうとする」ことは「手が動き始めた」後に発生することが分かりました。つまり、人は「考えてから」動かしていると主観的に感じていても、実際には「動いてから」(後づけで)考えているのかもしれないのです。

私たちは、2つのものから物を選ぶ時にも、完全に自分の意志で選んでいるように思えますが、これはどうやら頭だけで選んでいるわけではないという研究が行われました。

ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチのDaniel Casasantoの研究は、右利きと左利きでは別のものを選ぶという実験です。右利きの人は右にあるものを、左利きの人は左にあるものを選びやすい傾向があることがこの研究では分かりました。これは物を取る時だけでなく、カタログの右と左に載っている時などにも、利き腕側の(つかみやすい側の)モノを選びやすいというのです。

人は好みや特徴などから合理的な判断をしていると感じていても、実際には”利き手側にあっただけ”なのかもしれません。


この記事は以下を参考に書きました。
Association for Psychological Science. "Left-handed? Different bodies, different minds." ScienceDaily, 14 Feb. 2012. Web. 16 Feb. 2012.


(文・絵: やまざきしんじ)
posted by さいころ at 17:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 消費者行動
この記事へのコメント
私は長子なのですが、
最初の頃は親が正面からいろいろと教えたため
左利きになりそうだったらしいです。
利き手って、実は生まれた順番と相関があったり?
選択の基準が利き手だとかなんだとかにしても、
学習したものであることが多い、というところまで
拡張しちゃうのはやりすぎでしょうか。
先天的or後天的というのは、永遠の課題なのかも
しれませんね。
Posted by narinari at 2012年02月16日 21:14
正面から教えたので、左利きになりそうって面白いですねー^^;;

ちなみに先天的か後天的かってのは難しいですよねー。確定的じゃないので...例えば、先天的に走るのが速くても、環境的に走る機会が少なければ...とか。

この実験自体は、持ちやすい方であればいいんじゃないかと思いますので、利き手が先天的(?)なのか矯正されたものなかは問わないと想像しますっ。生まれた順番と利き手の相関はよくわかりません^^;;ちょっと調べてみます..みつかるかな...
Posted by さいころ at 2012年02月16日 21:25
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