
上のグラフは同資料29ページからの引用です。
これを見ると、”子ども”との関係(親から見た関係)では、同居が一番幸福で、それから別居して接触頻度が下がっていくについれて幸福度が下がっていくことが分かります。つまり、親視点では子供と同居がいいということでしょうか?
一方、”両親”との関係(子から見た関係)では、別居で2,3日に一回の連絡が一番幸福度が高く、続いて別居で月1,2回の連絡、それから、最低週1回、毎日、年数回、同居と続きます。
子から見ると親との同居は幸福度が高くないということは想像していましたが、親から見ると逆なんですね。さらに、親子が毎日連絡というのは子から見ると幸福度が高いわけではない(僅差ですが4位)というのも興味深い結果です。
また、配偶者との関係で、別居で月1,2回というのは単身赴任でしょうか?これが、同居よりも幸福度が高いというのも面白い結果です。遠くなることで愛情が深まるのでしょうか?
この幸福度研究はなかなか面白いので、もうちょっと読み込んでみます。
(文: やまざきしんじ)