2012年05月30日

プロフィール写真のアジア人とアメリカ人の差

プロフィール写真と国民性.jpg

フェイスブックのプロフィール写真はどういうものがいいのでしょうか?これまで様々な記事を書きました(右側のソーシャルネットワークの心理学を見て下さい)


イリノイ大学のChih-Mao Huangとテキサス大学のDenise Parkの研究は、プロフィール写真と国民性の差異に着目したものです。

まず、台湾人とアメリカ人のプロフィール写真の顔の比率を見てみましょう。これは200人の大学生を対象にしたものです。

アジアとアメリカ人001.jpg

このグラフを見て分かるように、アメリカ人の方がより顔が大きく写った写真を使っているようです。また、住んでいる場所によっても、写真の顔の大きさは影響を受けているようです。

次にアメリカ人と東アジア人、それぞれ156人ずつの312人を対象としたプロフィール写真のうち何%の人が、全身、顔と身体の一部、顔を写真に載せてるかを示したものを示します。

アジアとアメリカ人002.jpg

これを見て分かるようにアメリカ人の方が、より大きく顔を出しているようです。


次に同じ写真で、どのくらいの笑顔をしているかの比率です。

アジアとアメリカ人003.jpg

このデータでは、かなり笑顔のタイプが違うことが分かるのではないでしょうか。アメリカ人の方が大きく笑ってますね。

これらのデータから分かるようにプロフィール写真にもやはり国民性が出ているようです。以前行ったソーシャルネットワークの心理学のセミナーの中で参加者のディスカッションの中でも、やはり大きく写っていることと、自然な笑顔が好印象ということは分かっています。しかし、アジア人は照れがあるのかなかなか大きく笑顔で写っていないみたいですね。

ちなみに、昨年書いた”Facebookの顔出し比率は、男性67%、女性61%”という記事では、あまり日本では写真を出していないようでしたが最近は顔出ししている人も増えてきたようです。また、調査してみたいと思います。


この記事は以下の論文を参考にしました。
Chih-Mao Huangら, 2012, "Cultural influences on Facebook photographs. ", International Journal of Psychology, DOI: 10.1080/00207594.2011.649285

(文・絵: やまざきしんじ)
posted by さいころ at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費者行動
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