ぐずぐずすることには、
・やりたくないのでぐずぐずする
・やりたいけどぐずぐずする
の2種類があるということを書きました。
それでは、やりたくないことは何故ぐずぐずするのでしょうか?
まず、ぐずぐずは今やるかあとでやるかを選択した結果、あとでやるを選択することだと考えて下さい。
そして、その時のメカニズムはこのように考えることができます。
例えば、テスト前の夜に今から遅くまで起きて頑張って勉強するか、明日の朝早く起きて勉強するか、を判断するということになります。そしてしばしば、今はやりたくないから明日早く起きると判断します(そして寝てしまう...)
しかし、翌朝になると、昨晩の考えが”やっぱり今はやらない”に変わってしまいます。つまり、未来の私の考えが変わってしまうのです。
これは、人は未来の自分がやることはハードルを低く感じる(つまりやると感じる)のですが、目の前にある嫌なことはかなりやりたくないと感じてしまうのです。このような傾向があるために、”今はまだやらない”と”未来のわたし”に仕事を押し付けてしまうのです。
つまり、ぐずぐずは今の自分と未来の自分の間のやりたくないことの押し付け合いなんです。そして、このぐずぐずは、未来のわたしは意外とやらないことを認識していないことが原因の一つです。未来の私がやらないことを認識してれば、今の自分がやります。しかし、いやなことを今やるのはいやというリアリティがあって、未来に押し付けたくなってしまうのです。
(文: やまざきしんじ)
2012年08月05日
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