2012年09月12日

だまし絵で、創造性チェック!

Duck-Rabbit.jpg

あなたはクリエイティブですか?まず、簡単なテストをしてみましょう。

この有名なだまし絵は、アヒルとウサギの、2つに見えます。どちらが最初に見えたでしょうか?また片方に見えてから、もう一方の見方ができましたか?

多くの人は、最初にアヒルを見て、それから反対側のウサギを見ることができます。
しかし、ここでのポイントは、どのくらい簡単にアヒルとウサギを切り替えて見ることができるかです。切り替えに手間がかかりますか?それとも切り替えが自由自在でしょうか?

Wisemanら,2011の研究では、アヒルとウサギの間で切り替えが出来る力が、クリエイティビティ(創造性)と関係があることを示しました。

被験者は、2分間で日用品の変わった使い方をリストアップするというクリエイティビティのテストを行いました。
例えば、椅子には”座る”という使い方がありますが、これは普通の使い方です。”椅子の上に立つ”というのは少しだけ新しいですが、”椅子を使って要塞を作る”、”寒さをしのぐために燃やす”、”酒場で喧嘩する時に武器にする”といった使い方はより変わった使い方です。

よりたくさんの時間があればよりたくさん思いつきますし、よりクリエイティブならよりたくさん思いつきます(面白いから、やってみましょう)

この研究では、参加者はどのくらいだまし絵のアヒルとウサギの切り替えが簡単かを尋ねられました。すると、より容易にアヒルとウサギを切り替えることができる被験者は、平均して日用品の5つの変わった用途をあげることができました。一方で、アヒルとウサギの切り替えができない人は、2つ以下の用途しか考えることができませんでした。

このことは、だまし絵の切り替えが、クリエイティブかどうかのヒントになることを示しています。アヒルとウサギの切り替えの瞬間はクリエイティブなひらめきに似たもので、別の方法で世界を見ることに気づく瞬間なのです。

クリエイティブな人には、既にあるモノの新しい使い方を見つけたり、2つの無関係なアイデアやモノを上手くつなげる才能があります。

もしギルフォードの創造性テストをしたいなら、レンガや紙ばさみのような日用品について、2分間で変わった使い方をできるだけたくさん考えることを覚えておきましょう。そして、このテストの得点が、以下のようになっていることを知っておきましょう。

違った用途でも似たようなものは1点と見なされます。用途が同じ機能のカテゴリーに入ると思われるなら、1つのものと見なされます。例えば、紙ばさみを”指輪”と”イヤリング”にみなすというのは、ともに”宝石”というカテゴリなので、1点にしかなりません。

思ったほど、簡単ではないですよ。

この記事はPSYBLOGの"Duck/Rabbit Illusion Provides a Simple Test of Creativity"を翻訳したものです。
※太字は訳者によります。


(翻訳: やまざきしんじ)

posted by さいころ at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 発想法・問題解決
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