
仕事を効率的に行うためには、邪魔をされないことが大事です。これはよく言われていますよね。会社ではメールを決めた時間以外は読まないという自分ルールを決めている人もいるかもしれません。
ミシガン州立大学のErik Altmannらが仕事の妨害と集中力に関して300人を対象として研究をしました。この研究では、ちょっとした邪魔がミスを2倍にすることを明らかにしました。タスクの途中で、稀に2文字の入力をするように言われると、その後のミスの確率が2倍になります。
これは、ほんの僅か(平均2.8秒)だけ邪魔が入っても、その後のミスが増えることを示しています。もちろんずっとミス率が上がり続けるわけではありません。しかし、仕事中に、ちょっと窓の外を見る、メールをチェックする、同僚の話に相槌を打つ、ほんのわずかなことがミスを誘発するんですね。注意しないと...
この記事はミネソタ州立大学の"BRIEF INTERRUPTIONS SPAWN ERRORS"を参考に書きました。
(文・絵: やまざきしんじ)