2013年05月01日

次世代リーダーの条件

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ゲームでもリーダーシップは勝手に生まれますが、そこに次世代のリーダーのヒントは潜んでいるかもしれません。

ペンシルバニア州立大学のTamara Peytonらが、I Love BeesというHalo2ゲームのプロモーションで行われたARG(Alternate Reality Game 代替現実ゲーム)の2500ユーザの54,000の書き込みを分析し、リーダーシップについて研究をしました。

ARGというものは、オンラインとリアルが混在したゲームです。このI Love Beesというのは、ilovebees.comというWebサイトを中心として、このサイトに隠された210組のGPS情報や日時情報を使い、適切な場所に正しいタイミングで行くと、電話が鳴りメッセージを聞くことができ、これらをつなぎ合わせていくことで謎を解いていくというものです。

この研究では、参加したプレイヤーがチームを作ってリーダーシップを発揮することがわかりましたが、そのリーダーシップはプレイヤーの軍隊経験やその他のチームでの経験で無関係であることが分かりました。


つまり、リーダーシップはゲームにおいては勝手に生まれてくると言えます。なお、リーダーシップのある参加者は、自分のウェブサイトや議論用の掲示板を用意してリードしていきます

この研究は、リーダーシップが勝手に現れていくことを描いたものですが、最近はゲームやオンライン上の物事と実際の仕事の境界が曖昧になりつつあります。すると、これからは、ウェブサイトの構築や掲示板を素早く準備したり、そこでの議論を盛り上げる能力といったものが、リーダーの必須能力になっていくのかもしれませんね。


この記事はペンシルバニア州立大学の"Leadership emerges spontaneously during games"を参考に書きました。


(文・絵: やまざきしんじ)

2013年04月26日

握ることで記憶力アップ

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以前、箱から出るだけで想像力がアップするという記事を書きましたが、今回は手を握るだけで記憶力がアップするというものです。これはモンクレア州立大学のRuth Propperらが、51人の右利きの被験者を対象として、72単語のリストを覚えるというテストをした結果です。

被験者は、単語を覚える前と思い出す前にそれぞれ右か左手で5cmのボールを握ります。また、対照群として、ボールを握らないグループも用意します。

つまり、
・覚える前に左手で握る、思い出す前に左手で握る
・覚える前に右手で握る、思い出す前に右手で握る
・覚える前に左手で握る、思い出す前に右手で握る
・覚える前に右手で握る、思い出す前に左手で握る
・ボールを握らない

5つの条件で単語リストを覚えて、思い出すというテストをしたのです。その結果、単に手でボールを握るだけで、記憶の結果が変わったのです。

それでは、どの条件が一番テストの結果が良かったでしょうか?

とても意外で面白い結果になりました。以下が、単語テストの結果です。下に書いた、右、左というのは、記憶する前、思い出す前にそれぞれどちらの手でボールを握っていたかを示します。

手を握るとスコア.001.jpg
(上のグラフは下の論文より引用、ただし、グラフ記載の条件は翻訳しています)

上を見て分かるように、覚える前に右手を握っていて、思い出す前には左手を握っていたグループが最もスコアがよくなりました。ただし、覚える前と思い出す前の両方で右手を握っていたグループは、何もしなかったグループよりもスコアが悪くなりました。そして、覚える前に左手を握っていたグループはよりスコアが悪くなりました。

このテスト結果は、HERAモデル(Hemisphereic Encoding/Retrieval Asymmetry モデル、記憶・想起非対称半球モデル)というものによって予想されるものです。このモデルでは、記憶には左前頭野が、想起には右前頭野が関係しているため、事前に握ることでその領域が活性化すると予想します。

被験者数が少なめとか、左利きだとどうなんだ?、と気になるところはありますが、単純で使えそうなテクニックですね!


この記事は以下の論文を参考に書きました。
Ruth E. Propperら, 2013, "Getting a Grip on Memory: Unilateral Hand Clenching Alters Episodic Recall.", PLoS ONE, 2013; 8 (4): e62474 DOI: 10.1371/journal.pone.0062474

(文・絵: やまざきしんじ)

2013年04月04日

手の魔法

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アイオワ大学の Susan Cookとミシガン州立大学のKimberly Fennらは184人の小学校2〜4年生を対象とした教育におけるジェスチャーの役割を研究しました。

この実験では、教師が口頭でだけ問題と伝えるよりも、手振りをつけて問題を伝えることで、算数の問題がより解けることが分かりました。

例えば

4+5+7 = ?? +7

という問題で、??に入る数は何かという問題です。この問題を説明する時に、口だけで説明するよりも教師が手を使うことが大事なのです。


この研究は別の似たような研究があります。2009年にシカゴ大学のSusan Goldin-Meadowと当時シカゴ大学にいたSusan Cookらの行ったものです。先ほどと同じような問題(例えば9+2+3 = ?? +3の??に入る数を答えさせる)を解く方法を、計算の時に使うV字のような手振りを子供に教えて解かせるというものです。この実験では上手くジェスチャーを覚えた子供は、ジェスチャーを覚えていない子よりも約50%も正解率が上がったという結果になりました。


これらの研究は計算においても、ジェスチャーが大事ということを示しています。教師がジェスチャーを使ったり、生徒がジェスチャーを使ったり、どちらにしろ正しくジェスチャーを使うことで、より正しく計算ができるようですね。

この記事はミシガン大学の"TEACHERS’ GESTURES BOOST MATH LEARNING"と以下の論文を参考にしました。
Susan Goldin-Meadowら, 2009, "Gesturing Gives Children New
Ideas About Math", Association for Psychological Science Volume 20−Number 3 pp.267-pp.272

(文・絵: やまざきしんじ)

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2013年03月27日

フェイスブックプロフィールの魔法(自分に!)

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フェイスブックのプロフィールを見ていると自尊心が上がるという研究については、以前”フェイスブックは自尊心を上げる”という記事で紹介しました。


今度も同じコーネル大学のJeffry Hancockらが、実験を行いました。これは学生を対象とした2つの実験からなっています。

1つめの実験は、被験者はちょっとしたスピーチを行ってから、しばらくフェイスブックの自分のプロフィールか他人のプロフィールを見ます。そのあとに、スピーチについて否定的なコメントをされるというものです。
この時、自分のプロフィールを見ていた人は、否定的なコメントに対してもそれほど防衛的な態度を取りませんでした。

2つめの実験は、被験者はちょっとしたスピーチをしてから、肯定的、もしくは否定的なコメントをされます。その後で、被験者は自分のフェイスブックのプロフィールを見るか、もしくはYoutubeやニュースサイトを見るか選べるというものです。
この実験では、否定的なコメントをされた被験者は、より自分のプロフィールを見るという結果になりました。


この2つの実験は何を意味しているのでしょうか?フェイスブックの自分のプロフィールを見ることで、自尊心が満たされ、相手からの否定的なコメントに対しても防衛的な態度を取らずにすむ。また、相手から否定的なコメントを受けた時には、自分のプロフィールを見ることで自尊感情を回復させていると考えることができます。

以前の研究でも、自分のプロフィールを見ることで自尊心が高まるということがわかりましたが今回の研究からも、プロフィールと自尊心はつながっているということがわかりますね。


この記事はコーネル大学の"Like! Facebook assures us we're good enough, smart enough"を参考に書きました。

(文・絵: やまざきしんじ)

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2013年03月12日

大人になってもテストが大事

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生涯学習が大事というのは常々言われていることです。アンドラゴジーという言葉は聞いたことがなくても、ビジネスパーソンならばドラッカーの本などで「生涯学習」といった概念に触れている方も多いのではないでしょうか。

生涯学習は大事ですが、学習プロセスの中に”テスト”を組み込んでいる方はあまりいないのではないでしょうか?


このさいころニュースでも物事は覚えることよりも、思い出すことが大事ということをしばしば書いていますが。今回は”テスト”について少しだけ紹介します。

ライス大学のAshley MeyerとJessica Loganはテストの効果について研究をしました。この研究では18から25歳の若い人たちと、55から65歳の年配の方の2つのグループに対して、動物や天文学や医学などの新しいことを覚えてもらいテストをしました。

すると、最初のテスト点数は、若い人の方が良かったです。これは若い人の方が物事を覚えやすいということで納得できるでしょう。ただし、テストの後で結果をフィードバックしてから、今度はもう少し難しいテストをすると、年配の人も若い人と同様に、より覚えていたのです。最初の記憶力という点では若い人の方が覚えが早いですが、テストを通じて学習する量については、若い人でも年配の人でも変わらなかったのです。

テストをすることによって、自分の”実力”を知ることができ、それが学習をしやすくなったり、テストすること自体が物事を思い出す訓練になるといった面はありますが、テスト結果のフィードバックから学ぶ量は年齢に関係がないというのは面白い結果でした。そういえば、自分も最近はテストなんて受けていません。ちょっとテストに興味が出て来ました。


この記事は以下を参考に書きました。
American Psychological Association (APA). "Test-taking may improve learning in people of all ages." ScienceDaily, 7 Mar. 2013. Web. 12 Mar. 2013.

(文・絵:やまざきしんじ)

2013年03月06日

テキストネックに注意

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ツイッター、フェイスブックやMixiといったソーシャルネットワークは未だに大流行しています。これらをスマートフォンで楽しんでいる方も多いんじゃないでしょうか?

夜寝る前に、布団にもぐって、もぞもぞとツイッターやフェイスブックに書き込んでいる方もいるかもしれません。また、ソファーに腰掛けて、膝の上に置いて使っている方もいるかもしれません。

ネブラスカ大学医療センターのChris Cornettによると、首や背中の上部を変な体勢にしたままスマートフォンや電子書籍リーダーなどの機器を長時間使っていると、”テキストネック”と言われる痛みに襲われるかもしれません。

この対策として、以下のような方法があります。
・機器の場所を変えましょう
膝の上に機器をおいたり、頭を下に向けたまま使うのでなく、目の高さにするような自然の方法をみつけましょう。
・休憩しましょう
自分で休憩を挟んで、体勢を変えましょう。
・運動しましょう
背中や首を鍛えれば、負荷にも耐えられるようになります。


ちょうど、日本ではKindleブームが来ています。これまでの紙の書籍からKindleに変わったことで読書スタイルどころか読書の姿勢(本当の身体の姿勢)が変わってしまう人も多いと思います。無理のない体勢をみつけて、たまに休憩を取りながら健康的に読書しましょう!

あと、布団の中でスマートフォンを使っている人も注意して!

この記事はネブラスカ大学医療センターの”TEXTING BECOMING A PAIN IN THE NECK”を参考に書きました。


(文・絵: やまざきしんじ)
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2013年03月04日

「これは楽ちん!心理学を応用したダイエットのコツ」を開催しました

昨日は吹上のタスクールさんで、さいころセミナー「これは楽ちん!心理学を応用したダイエットのコツ」を開催させていただきました。ご参加した皆様ありがとうございました。



いつものように写真を撮るのを忘れたんですが...お話した内容は、大きく分けると2つです。1つは著書”Mindless Eating”でも有名なブライアン・ワンシンクなどの実験の紹介です。

(日本語版は、何故か中古しか手に入りません...この業界の第一人者なのに!)


また、昨日のセミナーの中で皆さんに出していただいたアイデアを写真で撮ってきました。(字が汚くてごめんなさい)
ダイエットの心理学写真.JPG

お金や小銭を持ち歩かないことでコンビニでお菓子を買っちゃわないという方法、青い光を使うといった方法などいろんなアイデアが出ました。


昨日のセミナーの内容は、お皿を小さくしたり、食べ物の色を工夫するといったことです。これらのいくつかはさいころニュースでも”ダイエットの心理学”の各種記事の中で書いています。


また、ダイエットのために必要な”続ける技術”に関してもいくつか紹介しました。「ダイエットにも浪費癖にも効くクスリ!”あとで”」「どうにでもなれ効果」についてはさいころニュースでも以前取り上げたものですが、これらの紹介をしました。


あと、うちのイチオシの「ポイントカード」の紹介です。ポイントカードだけで世の中渡れるんじゃないかというくらい、ポイントカードは役に立つと思います。是非、ダイエットやそれ以外にも使ってみて下さい。エクセルか何かで1cm角くらいの箱を紙に印刷、下に「通勤中に一駅前で降りて歩く2ポイント、おやつを食べない1ポイント、30分散歩1ポイント」と書いて後はハンコやシールを貼っていくだけです。


(文: やまざきしんじ)

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2013年02月26日

男性が作った?女性が作った? 売るためのデメリットの解消法

ジェンダーステレオタイプ.jpg

もし、わたしの使っているゴルフクラブが女性がつくったものであると知ったら、あなたはどう思うでしょうか?

あんまり飛ばなさそうだけど、キレイなデザインで使いやすそう。

こんな感じでしょうか?


南カリフォルニア大学マーシャル校の Valerie Folkesとオハイオ州立大学の Shashi Mattaが、ジェンダーステレオタイプを通した商品知覚に関連した実験をしました。

最初に大学生にクラシックを聞いてもらったのですが、男女それぞれの指揮者の音楽を評価してもらいました。すると、

男性指揮者の音楽は、パワフルと評価された。
女性指揮者の音楽は、繊細ですがパワフルではなく、男性の指揮者よりも質が劣ると評価された。


この後、同じように男女の指揮者を評価してもらったのですが、今度は事前に女性指揮者の能力についてちょっとした説明しました。すると、女性指揮者の音楽は、繊細であると同時に力強いという評価を得ました。

この実験は、女性らしさの負の面を最初の説明で消すことができることを示しています。また、女性指揮者の能力の説明によって繊細さを音楽の質を左右するものとみなすようになったとも言えます。


私たちは、男性が作ったゴルフクラブは無骨だが力強く、女性が作ったゴルフクラブは繊細だが力強くない、とみなしてしまう傾向があります。これはジェンダーステレオタイプ(性的ステレオタイプとも言う)という、男性らしさ、女性らしさのイメージを、製品にも投影してしまうということが言えるのです。

しかし、この実験はそのステレオタイプのマイナス面を情報を上手く与えることで解消することが出来ることを示しています。


実は、私のゴルフクラブの作り手は、マーガレット・ヘルムステッターという女性で三代続くゴルフクラブメーカーで、グレッグ・ノーマンも若い頃にそのドライバーを使っていた。マーガレットの代に入ってからは、材料や製法は変わったものの、その「プロのための用具」という思想はそのままに、女性ならではの細やかさを加えて、「飛び。しかもコントロールできる」をコンセプトにしている。

といった作成者の情報を提供することで、ゴルフクラブにまつわる女性的なジェンダーステレオタイプの悪い面が消えるようです。

(ちなみに上のゴルフクラブの話はあくまで架空の話です)


この記事は以下を参考に書きました。
USC Marshall School of Business. "Marketing technique: Activating gender stereotypes just to knock 'em down." ScienceDaily, 12 Feb. 2013. Web. 26 Feb. 2013.


(文・絵: やまざきしんじ)
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2013年02月18日

スキル向上の課題は、変化していく

バスケット.jpg

チームのメンバーの営業成績が落ちている時、それは何が原因でしょうか?景気などの外部環境でなければ、そのメンバーの問題ですが、それは何が問題でしょうか?

努力しないから?プライベートで心配事があるから?それとも..


カナダのトロント大学ロットマンスクールのMaria Rotundoは、700人以上のアメリカのプロバスケットボール選手(NBA選手)を対象とした調査をしました。この研究によると、約10%の選手が先シーズンとは違うスキルを伸ばすことに注目しているのです。

そういえば、サッカーで有名なメッシという選手はデビュー当初は右足のコントロールに難があり、右足で強いシュートが打てなかったのですが、3シーズン目位からは右足でもシュートを決めれるようになりました。また、今シーズンでは以前にほとんど決められなかったフリーキックでのゴールも増えています。これは世界最高と言われるほどの選手でも、シーズンごとに課題を決めて、それを解決していることですね。

同じ事はサラリーマンにも言えるのではないでしょうか?
多くの企業で、年ごとの目標管理といった制度を取り入れていると思いますが、ここに現れないものでも何か個人ごとに課題を決めていたりしないでしょうか?

スポーツにかぎらず、他のチームメンバーの顔ぶれや、外部環境の変化などによって、課題は変化していきます。チームリーダーは各メンバーの長所・短所などを考慮しながら、フォーカスを変えていくことで、チームのパフォーマンスを上げ、また、各人のモチベーションを保つことができるのではないでしょうか。これは、個々のメンバーの責任でもありますが、チームリーダーが上手く導いてあげることでもあります。


この記事はトロント大学のロットマンスクールの"Refocusing important on and off the court, says new study."を参考に書きました。


(文・絵: やまざきしんじ)

2013年02月08日

成績とコミュニケーション頻度は関係がある

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カリフォルニア大学サンディエゴ校のManuel Cebrianとイギリスのヒューレット・パッカード研究所のLuis Vaqueroは大学のクラスでの成績について調査しました

これは290人の学生の80,000回に渡るやりとりを分析したものです。

この研究によると、成績が良い人は他の学生とオンラインでのコミュニケーションをより多くしていることが分かりました。また、成績の良い人だけの小さなグループを作って、成績のよくない人達とはあまりやりとりをしていない分かりました。逆に他人とのコミュニケーションが少ない人たちは成績が悪いです。

いわゆる成績の良い人の集まりのエリートグループは、授業の最初の日に形成されます。また、エリートグループの成績上位者は、成績下位者がグループに入らないように排除するため、成績下位者はがんばってもエリートグループには入れません。


また他人への情報の拡散の頻度も成績上位グループと成績下位グループでは異なります。他人とのやりとりの約0.1%は、さらに他人へと拡散していくようなものでしたが、この拡散していく情報のうち51%が成績上位グループのもの、35.97%が成績中位グループのもの、13.03%が成績下位グループのものでした。これは、成績上位グループの方が影響力が大きいということを意味しています。


たしかに大学のときは、誰と仲良くしているかによって、例えば「どんなことを普通は知っているか」や「どんなことが出来るか」といった基準が変わってくると思います。コミュニケーション回数がポイントなのはいいのですが、そのようなエリートグループに入るかどうかが最初に決まってしまうというのが面白いですね。これはアメリカでの研究なので、日本でそのまま適用されるかはわかりませんが、私の経験では日本にも適用できそうです。

このことは、第一印象が大事ということは意味しませんが、最初にエリートグループに入れるかどうかは後々まで響いていくということですね。もしかすると、いろいろなコミュニケティにおいて同様のことが言えるのかもしれませんね。


この記事は以下の論文を参考に書きました。
Luis Vaqueroら, 2013, "The rich club phenomenon in the classroom. ", Scientific Reports, 2013; 3 DOI: 10.1038/srep01174

(文・絵: やまざきしんじ)